新年を迎え、初春の季語で新たな出発
初日の出を見て、新しい年の幕開けを感じる日本のお正月文化。日本の四季の移ろいとともにある「歳時記」は、古来より大切にされてきた文化です。初春を告げる季語とともに、今年の抱負を新たにしたいと思います。
元日から年中行事がスタート
まずは1月1日の「元日」。この日から年中行事が始まる大切な日とされます。ご家族でおせち料理を囲んだり、初詣で清々しい気分になったりと、活気に満ちた初めの日です。
初詣で一年の幸せを願う
3日は数え年で1歳を重ねる「初詣」。神社では清浄な気持ちで一年の無事と幸せを願う人でにぎわいます。
初日の出で歳時感じる
続く4日「初日の出」は、年始最初の日の入りを意味するそうです。日の動きとともに歳時が移ろうとしていることを感じさせられます。
三が日は初の季語がそろう
そして1月6日から10日は、松の内、初日の出、初潮とともに「三が日」と呼ばれます。
初春は活動的な気分高まる
年が明けて10日ごろになると、しだいに活動的な気分が高まっていくのを感じます。1月11日から20日が「初春」とされるのもそのためだとか。
初東雲春の訪れ予感
またあまり聞き慣れない季節の言葉に「はつしののめ」というものがあります。 これは元日の明け行く空のことです。 「東雲」とは雲をさす言葉ではなく暁、明け方の空のこと。「初茜」「初東雲」「初明り」「初日」 とめでたく時が移り行様子を言葉にしたものだそうです。
初霞で冬の陰り払拭
そして1月20日ごろにかけては、初のもやがかかる「初霞」の季節。確実に冬の陰りが晴れ、春の兆しが感じられるようになってきました。
初春を彩る歳時記についてご紹介しました。品よき日本の季節感が息づく言葉に、新しい年の希望を感じます。
まとめ
日本には様々な季節や風景を表す言葉があります。
今回はお正月時期の表現をまとめてみました。4つの季節とそれに付随する色々な行事を紹介していこうと思いますので、楽しみにお待ち下さいね。
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